雪の言の葉

2月8日から9日にかけて、関東地方でも警報が出るほどの大雪となりました。雪が降ると、今まで見ていた風景が白一色になり美しいものですが積もれば積もったで普段の生活に支障をきたす事がたくさんあります。立春寒波による雪を経験し、色々と大変ではありましたが今回はその苦労はちょっと横に置いて雪を表現する日本の美しい言葉をご紹介します。「雪は天から送られた手紙である」雪の研究の第一人者である中谷宇吉郎博士の名文...

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初明り

初明り初夜明とも。元日の明け方、山陰や森の陰などから差しそめる曙光を言います。 元日の朝、東天がほのぼのと明るくなること。また、さしてくる明け方の光。[季]新年。元日の日の出前に見られるほのかな光のこと。その光はだんだんと空を朝の色にします。初日の出は、太陽が顔を出したときにクライマックスとなりますが初明りは、その前のほのかな明かりさえ味わうという美しい季語。元日の明け方の光まだ、蒼(あお)暗い闇...

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冬のことのは「冬麗」

「冬麗」(とうれい、ふゆうらら)冬日和 (ふゆびより)〔冬晴〕冬麗(とうれい)は冬晴れと同意の季語です。冬麗の陽を載せ誰も居ぬベンチ   楠本健吉冬の晴れた日のうらうらと暖かい日。小春日和のあとにやってくる冬の晴れた日をこう呼んでいます。雪が降ったりした後に晴れることが多く、その晴天が何日も続いたりします。 冬の暖かいお天気のいい日を冬麗(とうれい)というそうです。冬うららですね。陽暦の11月中の小春日...

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季節を愛でる色彩語

季節は春を過ぎ初夏。緑は日増しに濃くなっています。濃色は山野を彩り、町を彩っていく。田圃の色彩も街路樹の色彩も、様々な緑色がひたすら広がり青葉、若葉で埋まる季節。「あらたふと青葉若葉の日の光」(芭蕉)春を色で例えれば緑色なのでしょうか。その緑色は、最初は白っぽくなにやら弱々しかった。次第に豊かな緑になり、夏に向かって更に濃色になる。日陰すら緑色に感じるとき、入道雲が広がり、季節は夏。「緑陰に憩ふは...

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春の眠り

…春眠あかつきを覚えない優しい季節のはずなのに今年の春は ひとをゆさぶり眠らせまいとする…※平田俊子 「ゆれるな」 より抜粋4月になり、桜も咲き始め、例年でしたら新しいスタートに心弾む季節ですが被災地ではまだ多くの方々が寝食も行き届かない状況におられます。眠れない日々は長引くほど辛く、精神までも不安定にしていきます。眠りは明日を生きる上で欠かせません。一人でも多くの方が一日も早く穏やかな眠りにつける...

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