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夏の節気 「小満」

「小満」
小満は、秋にまいた麦の穂が育ち、ほっとひと安心することから
小さな満足という意味でこの名がついたといわれています。
二十四節気のひとつで、万物が次第に成長し実をつけはじめる時期です。
暑さも感じられるようになり、田植えの準備もはじまります。

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小満は二十四節気の中でも夏の節気で第八節気です、
その意味は命が満ち満ちてくるころのため、つけられた節気名。
爽やかな五月晴れもあれば、ぐずつく五月雨も。どちらも命を育む大切な贈り物。

「二十四節気」とは、1年を24等分して約15日ごとに分け、その分割点となる日に
季節を表すのにふさわしい春夏秋冬などの名称を付けたもの。
1年を12の「節気」と12の「中気」に分類し
1カ月の前半を「節」、後半を「中」と言う。
古代中国で使われていた太陰暦は太陽の位置と無関係であるため
暦と気候との間にずれが生じて農耕等の営みに不適切だった。
そこで、季節と一致させるため太陽の運行を元にした
「二十四節気」が考案されたのが始まり。
現代では季節の移り変わりを表す言葉として用いられ
とりわけ身近に感じられるのが「夏至」と「冬至」でしょう。
また、立春は「暦の上では春ですが、まだ風も冷たく」など
時候の挨拶に使われることも。

img-8-1.jpg
2014年
5月21日(水曜日)〜6月5日(木曜日)

陽の気が高まり、天地に満ち始める頃。
万物が成長して草木の枝葉が生い茂り、日に日に緑が濃くなります。
気温も湿度も高くなり、少し動くと汗ばむ頃。
麦の穂が生長し、山野の植物は花を散らして実を結び
田に苗を植える準備を始め、蚕が眠りから覚めて桑を食べ始め
紅花が咲きほこる季節である。
万物しだいに長じて満つるという意味から小満といわれる。
気象的には、この頃から梅雨となる年が多い。

小満の七十二節気

初候蚕起食桑(かいこおきてくわをくう)
蚕が桑を盛んに食べ始める
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蚕が桑の葉を盛んに食べ、繭を出し始める頃を表した侯です。

次候紅花栄(べにばなさかう)
紅花が盛んに咲く
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紅花が赤と黄色が鮮やかな花を咲かせる頃を表した侯です。
紅花の濃厚な色合いは、夏らしさを感じさせてくれます。

末候麦秋至(ばくしゅういたる)
麦が熟し麦秋となる
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麦が熟し、穂が黄金色になる時期を表した候です。
初夏のこの時期を、麦に秋で「麦秋」と言ったりします。

七十二候
暦では「立春」「啓蟄」といった季節の区切りが一年に24個あって
「二十四節気(せっき)」といいます。その二十四節気のそれぞれを
さらに前・中・後の3つに分けたのが七十二候なのです。
それぞれの「候」の期間はだいたい5日くらいなので
季節の移り変わりをきめ細かく表現することができるのです。
二十四節気は半月ごとの季節の変化を示しますが
これをさらに5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の
変化を知らせるのが七十二候で、これも古代中国で作られました。
古代のものがそのまま使われている二十四節気に対し
七十二候の名称は何度も変更されています。

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小満の頃の行事やことば

走り梅雨
梅雨に入る前のぐずついた天気のこと
梅雨が明けたあとのぐずついた天気を「残り梅雨」
梅雨が明けたあど再び梅雨のような天気二戻ってしまうことを「戻り梅雨」
「返り梅雨」とも。走り梅雨が見られると、春は終わりです。
こうした雨期は世界中で見られますが、日本の梅雨の場合、雨足がそれほど強くなく
長期間続くのが特徴。

麦秋
麦秋って、まだ五月なのに秋?秋の意味は、麦が実り収穫(秋)を迎えるところから
麦秋と呼ばれたのです。二毛作の農家では、短い秋を過ごしてもうひと仕事です。
雨の少ない季節ですが、もうすぐそこに梅雨が迫っています。

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小満の頃の花

卯の花
旧暦四月は別名、卯月です。
十二支の四番目がウサギで卯と書くことから、四番目の月を
卯月と呼ぶ説もあるようです。卯の花が咲く月だから卯月。
卯の花はユキノシタ科ウツギ属。空本の別名で、自くてかわいい花を咲かせます。

かきつばた
「いずれがあやめかかきつばた」。見分けがつけがたい似ている女性ふたりの
美しさを言い表わすたとえに使われるかきつばたですが
あやめもかきつばたもどちらもアヤメ科アヤメ属です。
かきつばたは花菖蒲盆日のあやめ)と並ぶ五月の花です。
紫色の花とすらりとした姿が小粋な女性を連想させたのでしょう。

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紅花
染色の材料や食用油として利用される紅花ですが、別名は末摘花。
左の『源氏物語』の和歌にも詠まれた末摘花にたとえられた女性も
紅花だといわれれば、なるほどと思われるファンの方もいらっしゃるでしょう。
キク科ベニバナ属の一年草、または越年草で
日本には四世紀から六世紀の間に伝来したようです。
中国の呉を経て伝来した藍(染料)といつ意味から「呉の藍」
転じて紅花となったようです。紅花の花は黄色ですが
何度も水にさらして乾燥を繰り返すうちに紅色になります。
山形の県花であり、千葉県長南町の町花ということから推測されるように
かつては、どちらも紅花の生産地でした。
ほかには埼玉県の桶川市周辺で盛んに栽培されていましたが
化学合成による同種の染色が可能になったことから衰退しました。
ただし、種を絞って取れる紅花油はサフラワー油として
現在は食用油やマーガリンの原料になっています。

薔薇
外来種と思われがちですが、バラは古くから日本にも自生していた植物で
万葉集にも歌われているほか、江戸時代には園芸用の品種の栽培も
行われるようになりました。明治以降になると技術も進歩し
全国各地にバラ園が造られるようにもなり、庶民にも
親しみのある花となっていきました。

 二十四節気 七十二候 一覧を見る
http://www.cumu.jp/images/cumi/41/feature41.pdf

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関連記事

「小満の頃」
http://rosymoon.blog35.fc2.com/blog-entry-230.html
「麦茶の香」
http://rosymoon.blog35.fc2.com/blog-entry-231.html


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