月彩 Tsukisai...*

歳時記・旧暦・季節暦・美し和言葉・暮らし雑学…☾*

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四月 卯月

四月は春たけなわ、国中の花々の大部分が一斉に咲き乱れ、自然が華やぐとき。
陽光の明るさが増し、人のこころも活動的になります。
年度始めの月で、入学や入社や転勤など、新しい門出となる月です。
四月の陰暦月名は卯月。陰暦十二ヵ月で花の名がついた唯一の月です。
卯の花が咲く月という意味で、卯花月(うのはなづき)とも言います。

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4月は卯月、卯花月、花残月、清和月、鳥月とも呼ばれます。
卯月や卯花月は卯の花が咲く頃からということでしょう。
平安時代、女性の衣の襲(かさね)にも卯の花があります。
表を白、裏が萌葱でこの色目は4月に装っていたとか。
花残月は桜が咲き残るというイメージでしょうか。
清和月というのは空が晴て清らかに暖かいことを
清和ということからの呼び名です。
晴れて清らかだけなら秋になりそうですが
暖かいが加わるとやはり春4月なのでしょう。

四月-20140404

山笑ふ(ヤマワラフ)
春、山の木々が芽吹き、花が咲き始めると静かだった山も
一気に生気に満ちてきます。
むくむくと若葉が開くようすを「山笑ふ」と表現したのですね。
山を人に見立てて。ちょっとユーモアもある愉快な言葉だと思います。
出典は「春山は淡冶(たんや)にして笑ふが如し。
夏山は蒼翠(そうすい)にして滴るが如し。
秋山は明浄(めいじょう)にして粧(よそおふ)が如し。
冬山は惨淡(さんたん)として眠るが如し」と「臥遊録」にあるところから
季語として用いられるようになったといいます。

*故郷やとちらを見ても山笑ふ[子規]

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春の海(ハルノウミ)
宮城道雄作曲の「春の海」はお正月によく耳にしますが
のびやかな春の海の感じで心までゆったりしてしまいます。
冬の間、厳しく激しい表情だった海も春になると波も穏やかに
風も凪いで海鳥の声ものどかです。
浜辺では干し網が風に揺れ、岸辺の山も緑に染まります。
沖には霞もかかってなにもかもゆったり。

*春の海終日(ひねもす)のたりのたりかな[蕪村]
春の海の句ではもっとも有名です。一日中のたりのたりとうち寄せる波。
それを終日見るのものたりのたり。
けだるい倦怠感にたゆとう、そんな春の情景に憧れてしまいます。

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貝寄風(カイヨセ)
貝を吹き寄せる風のことで陰暦2月20日頃に吹く激しい風のことをいいます。
4月9日頃になるようですが、貝寄風というだけで
何やら春も本物になったような感じがします。
干菓子の“貝寄”には色々な貝の形があって心が弾みます。
海から離れている奈良でもこれなら手軽に味わえますよね。

春炬燵(ハルゴタツ)
日中は暖かくても朝夕はまだひんやりとする季節
炬燵はもうしばらくのお役を果たします。
出ようと思ってもこの心地よさに引きずられ、新聞の記事をまた読んだり。

*人生を盗むに似たり春炬燵[麹谷宏]

温もりに引き留められて時間を過ごしてしまって
後悔することはさまざまありますが
春炬燵もそのひとつ。人生を盗むという大げさな表現に諧謔があって
ふふっと笑ってしまいます。人生を盗まれないうちに片づけるのが
賢いのかも知れません。

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■4月のあいさつ【卯月】april
(卯月 ・卯花月・花残月 ・夏初月 )


●改まった漢語のあいさつ
桜花の候、春雨の候、春風の候、春嵐の候
麗春の候、清和の候、陽春の候、春爛漫の候

※「~の候」は、「~のみぎり」としても使います。

●定番のあいさつ

桜花の候 春爛漫の季節を迎えました。

春のけはいがようやくととのったようで・・・・・・

拝啓 麗春の候、お元気でお過ごしのことと存じます。

春の日差しが心地よい毎日でございますが、いかがお過ごしですか。

花便りが各地から届くこのごろですが・・・・・

春たけなわの季節となりました。いかがお過ごしですか。

春の日差しが心地よい毎日でございますが・・・

春陽のみぎり、ますますお元気でご活躍のことと存じます。

拝啓 春爛漫の候 お変わりはありませんか。

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■4月【卯月】april の歳時記

●エイプリルフール4月1日
「嘘をついてもよいといわれる日」。由来はSave & close
キリスト教の万愚節(ばんぐせつ)。
日本では、江戸時代中期よりはじまり「不義理の日」といわれたそうです。

●花祭り
4月8日 お釈迦様の誕生日とされ、各寺院では、
甘茶を注ぎ祝うそうです。この日に甘茶を飲むと
無病息災(むびょうそくさい)が叶うとされています。

●みどりの日
4月29日 昭和天皇の誕生日。
平成天皇の誕生日が12月23日になったため
「みどりの日」となり国民の祝日になりました。

●清明 5日ころ
(草木の芽が萌え出すころをさします)

●穀雨 20日ころ
(春雨が穀物の芽を促すころをさします)

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■4月の歳時記(黄・・光、豊穣、希望)

麗らか(うららか)
春の光の中で、景色がことごとく、柔らかく美しく見え、長閑な様子。

陽炎(かげろう)
春の日差しで雨後の水蒸気が立ちのぼる時に
遠くのものがゆらゆらと炎のように揺らめいて見える現象。

穀雨(こくう) 二十四節気の一つ。清明の十五日目。
穀物を潤す穏やかな春の雨が降るという意味。

桜狩(さくらがり) 山や野に桜の花を求めて遊ぶこと。

清明(せいめい)
二十四節気の一つ。春分から十五日目。清浄明潔の略ともいう。

花筏(はないかだ) 桜の花が散り、水に流れる様を筏に見立てたもの。

花冷(はなびえ) 桜の頃は天候が不順であり、その頃に戻る寒さを云う。

花吹雪(はなふぶき)
桜の花びらが風に舞い、雪のように散る様を云う。桜吹雪。

花見(はなみ)
短い間に咲いて散ってしまう桜の花を愛でるため、名所を訪ね
花を見、または花の下で宴を催すこと

春霞(はるかすみ) 春の日にたなびく薄雲。微かでほのかに見えるもの。

日永(ひなが) 冬の間短かった日が、日増しに長くなったことを感じて云う。

忘れ霜(わすれじも)
春になって温かくなった四月中旬頃より五月初旬までに
急に気温が下がって降りる霜のこと。別れ霜とも云う。

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